3.兄熱編

A「ふぃ〜ただいま〜おわっ！」

B「え！？今凄い音したけど…えっ？にぃに！？」

A「おぉ◯◯か…わりぃちょっと鞄もってくれるか？力がはいらねんだ」

B「そんなずぶ濡れになって、傘はどうしたのよ？もっていかなかったの？」

A「あ…ぁ後輩に貸しちゃったんだよなぁ」

B「はぁ〜また？もう〜！それでにぃにが風邪ひいてたら意味ないでしょ？」

A「ははは…わりぃ」

B「もーしょうがないなぁ〜はい！部屋行くよ〜？」

A「おぉ〜…」

−部屋−

B「私薬持ってくるから、着替えて洗い物まとめといてねっ！」

A「わかったよ…ふふっ、◯◯…母さんみたいだな笑」

B「はいはい！わかったからさっさと寝るっ！」

A「りょ〜かい(笑)」

−薬持って来た後−

B「にぃに〜入るよ〜」

A「すぅ〜」

B「もぅ…脱ぎっぱなしで〜まとめといてって言ったのに！熱は…えっ！すごい熱い！？」

A「すぅ〜。すぅ〜」

B「え！？…ちょちょっ！？

もぅ〜私は抱き枕じゃないっての〜」

A「むにゃ、むにゃ」

B「も〜にぃに！えいっ！…出れない…はぁ

…もう。どれだけお人好しなのよ…いつもいろんな人に頼られて貧乏くじひいて…

少しは休んでよね。にぃにが傷つくの…私つらいよ。

こら。聞いてるの？たまには私のことも構ってよ…ばか…」

A「…心配ばっかかけてわりぃ◯◯」

B「えっ！？」

B「きききき…聞いてたの！？」

A「…うん」

B「っ！ど…どの辺から？」

A「…最初から…笑」

B「かーっ！…このっ！にぃにの…ばかぁぁぁぁぁぁあ」バタン

A「あーあ(笑)逃げちゃった…ははは

でも…ありがとう◯◯。

心配してくれて…うれしかったよ。

うん！たまには気晴らしにどっかいこっかなー

◯◯誘ったら来てくれるかな…はは」

B「…ばか…聞こえてるっての…」

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