堕天



−堕天−



「そんな…バカな…

私を…私を愛してくれていたはずではなかったのか! 

なぜ私が貴方の道楽で作り上げたアダムなどに服従せねばならぬ!

こんなもの屈辱以外のなにものでもない!

…許せぬ!たとえそれが貴方の命(めい)あろうとも…私は、私は納得できん!


は!?…くくくく…そうか…ならば私が貴方の座に就くしかあるまい?

天使の三分の一はすでに我が配下、勝算は充分にある。

私を裏切った神に、その選択は間違いであったと証明し、私は誇りを取り戻す!


…私が反乱を起こせば鎮圧しに立ちはだかるのはおそらくミカエルかガブリエル…

だが!私がヤツらに敗れることなど万が一にもありはしない!

神...貴様が与えた最上位天使の私の力を見くびるな!!

長き歳月をかけて築き上げてきた貴様の世界…この私が全て破壊してくれる!…ははははは


堕天使…それもよかろう?」



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