10.初詣編
A「おーい◯◯!置いてくぞ〜?なにやってんだ?」
B「あ〜ん…にぃに〜ちょっとまってよー」
A「まったく!昨日遅くまでテレビ見てっからだぞ〜
…は〜い、カウントダウンを開始しまーす(笑)
ご〜。よ〜ん。さ〜ん。にぃ〜。い〜」
B「バタバタ …はぁっ。はぁっ。間に合った?」
A「ん〜…ギリ(笑)」
B「やった!!えっへん!」
A「こらっ!やったじゃない!はぁ〜新年早々騒がしいなぁ◯◯は〜 はぁ〜」
B「まぁまぁ〜にぃに!そんなジジくさいこといわないの、ため息ばっかりついてるとまた彼女に逃げられるよ?♪」
A「なっ!…このっ!人が気にしてることを!!」
B「へへへ…♫じゃあ〜いこっ!」
A「おわっ!急にひっぱんな転ぶって!!」
−道中−
A「ってか!◯◯お前昨日遅くまで何見てたんだよ?」
B「ん?あ〜簡単に言うと……笑わないよーにするやつかな?」
A「それにしては盛大に笑ってなかったか?丸聞こえだったぞ?」
B「あれれ〜おかしいなぁ?我が家の防音設備、甘くなってるみたい〜(笑)」
A「こらこら、自分の騒音を家のせいにするのはやめなさい、はぁ〜
って、最初っから防音設備なんて贅沢なもんはうちにはありませ〜ん」
B「まぁまぁっ!新年早々私の声が聞けたじゃーん!きっと縁起がいいよ〜にぃに〜♫」
A「はぁ〜(苦笑)新年早々爆音でたたき起こされたオレの身になってくれ妹よ…」
B「ん〜?にぃに〜元気ないぞー?」
A「おいおい、前みてあるかないと転ぶぞー?」
B「きゃっ!」(転ぶ)
A「ほら、いわんこっちゃない」
B「あっ…ありがと…////」
A「ケガしてないか?」
B「うん…」
A「そっか!よかった!もうすぐそこだから混む前にささっと済ませちゃおうぜ!(笑)」
B「はぁぁい」
ー到着ー
A「あちゃ〜もうこんなに人いんのかよっ!」
B「うわっ!階段が人で埋まってるよ〜」
A「くそっ!仕方ねぇ。おい!◯◯!手離すなよ?」
B「えっえぇ!?」
A「だってお前迷子になるだろ?ちっこいんだから!この際我慢しなさい(笑)」
B「え…うん…////」
ー数時間後ー
A「おっ!もうすぐだぞ?ちょっ!◯◯!生きてるか〜?(笑)」
B「うぇっ!くるしぃぃ〜マフラーなんて巻いてくるんじゃなかった〜」
A「ははは…ってあれ?◯◯?また顔赤いぞ?風邪ぶりかえしたのか?」
B「もう!いいから!あんまジロジロみるなぁぁ……
原因はコレだっての!手!つないだまんま!」
A「ん?なんか言ったか?」
B「んもーうるさいぞっ!」
A「へいへい、おっ!やった!◯◯!前あいたぞ〜ほらっいくぞっ?」
B「…うん!」
−境内−
A「さ〜てお賽銭わっと…あれ500円しかねーや
んーーーっ。(...考え中...)
...いいやっ!いけーっオレの500円!!(泣)」
B「もぅ!にぃに!恥ずかしいから…やめて!」
A「いや今までドタキャンされまくったからな!これくらいすれば効果があるかとおもってよ!」
B「にぃにの不運は500円くらいでよくなるとは思えないけどねー♫
ん…なら私も500円にしよっと!」
−願い事中〜階段−
A「うぇ〜またこの人混みにつっこむのかよっ!えーと……また手つないで行くか?」
B「え…どっちでもいいけど…」
A「じゃあっ!ほらっ!」
B「…うん」
−道中−
B「ねぇ〜にぃに!500円も使ってなにお願いしたの?やっぱり彼女ができますよーにとか♫?」
A「あぁ!そうだよっ!あったり前だろ?(笑)んで?◯◯は何願ったんだよ?」
B「え〜?ひ•み•つ〜☆」
A「お前っ!ズルいぞ!オレにばっかり言わせて!!…まぁオレもメインは違うからな…ふふん」
B「えっ!?ちょっと!にぃにー!私に嘘ついたのー?ひどー」
A「◯◯の魂胆なんか最初からわかってるっての(笑)いつもいつも騙されると思うなよ?」
B「こらー!もう!いいわよ!ご飯ぬーき! 」
A「そっそんなばかなぁぁぁぁあ!!」
B「...にぃにが幸せになれますように」
A「...◯◯がいつも笑っててくれますように」
A「今年も」
B「良い年でありますように!!(笑)」
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