国王−(死2)



国王ー(死2)



B「ふふ、ふはははははははは!!!

やぁ兄さん?やっとこの時が来たねぇ...待ち遠しかったよ...」


A「あぁ...そうだな」


B「あれま。こんなに最高な日だっていうのに...兄さん元気ないねぇ?


まさか、もう死んじゃいます〜、なーんてくだらないこと言うんじゃないよねぇ?はは」


A「...俺の今の状態など、お前が感じた通りに、好きに思えばいい。」


B「ちぇ〜まったく、兄さんは昔っから面白く無いよね〜

仮にも!(蹴る)オレの兄貴だったらさぁ!(蹴る)もっと!(蹴る)楽しませてくれても!(蹴る)いいんじゃ!(蹴る)ないかな!(蹴る)えー?おい!(蹴る)」


A「ぐはっ!くっ...

◯◯…すまない…私が不甲斐ないせいで…」


B「あぁそうさ!あんたが役立たずなせいで、この国は滅ぶんだ!!オレの手によってねぇ!!あはは」


A「くっ、、はぁ…はぁ…あぁ、それでいい…」


B「おぃおぃ…ついに頭のネジまでふっとんじまったのか?国の崩壊を受け入れる国王がどこにいやがる!それにオレを国外に追放したのはあんただろ?今さら調子のいいこといってんじゃねーよ!!」


A「...あぁ、、、国王として失格だよな...自覚は...ある」


B「へぇ?自覚はあるんだぁ?それはいい子いい子。(足でなでなで)でもねぇ、兄さん?オレを一人にした罪は重いよ?それを受ける覚悟は兄さんにはあるの?」


A「あぁ...ある。でなければここにいない。」


B「...いいよ。話してあげる。

...ずーっと寒かった。信じてたものに突然裏切らた時、寒かった。突然現れた孤独は、前からだったのかと感じるたび、異常なまでの寒気を覚えたよ。

...あーあ、可哀想。兄さんに捨てられたオレ...」


A「〇〇...」


B「なーんてね?(蹴り)」


A「んぐ!?」


B「はは、騙されたー?どうどう?オレの演技は!凄いでしょ〜?昔みたいに褒めてよ〜ねぇ兄さん?」


A「っ...」


B「うんうん、そっかそっか〜兄さんはオレの凄さに声もでないと!」


A「...〇〇...聞いてくれっ...」


B「んー??オレをたたえる言葉なら聞いてあげてもいいけど〜?」


A「確かに...お前には...済まないと思っている」


B「はぁ?だから今のオレの話聞いてt((」


A「聞け!!!!」


B「...はは、驚いた。兄さんが怒鳴るのなんて何年ぶりだろ?...いいよ、話してよ。」


A「...済まない。本当に済まない。〇〇...だが...これが一番いいシナリオなんだ。お前はまだ何も知らない...だがそれでいいんだ...」


B「っ⁉何を言ってるんだ兄さん...オレが何も知らないだと...?そんな馬鹿な...」


A「〇〇。いいか、よく聞け!!!

もうじきこの国はお前の手によって滅ぶだろう。何万人もの死者を出して、お前は勝利するだろう。だが、


それでいい。それがいいんだ。


さぁ、俺を殺せ!!お前の忠誠心が確かなら、俺に尽くせ!!俺の最期の時くらい、この国に尽くしてみせろ!!!!


それが、弟であるお前の役目だ!!!!!」


B「...。あは、はは、あははははは!!!やっと兄さんが面白いこと言ったねぇ...くくくっ...はははは!!!!面白すぎて、腹筋痛いよ〜ひーひー...ははは!!!真顔で冗談はきついよ兄さん(笑)忠誠心?尽くす?なにそれぇ??食べられたりすんのかなぁ??はは...」


A「俺は至って本気だ。」


B「はは...知ってるよ。兄さん、冗談とか苦手だもんねぇ?


...いいよ。別に殺すつもりで来たんだし?まぁ、忠誠心とかはよくわんないけど...このまま兄さんに生きてられちゃぁオレが困るからねぇ?」


A「あぁ...」


B「せいぜい良い声聞かせてね?」


A「あぁ...努力する。」


B「じゃあ、いかせてもらうよ..........


 なーんt」


A「んぐっ...!!!!」


B「!?!?兄さん⁉」


A「...馬鹿め...やると思った...昔っから俺に逆らってばっかだったからな?はは、わかりやすいんだよ...〇〇は」


B「い...や、おかしいだろ...なんで...どうして...」


A「...〇〇、お前だけは、お前だけはどうか、、、生きろ、、、生きて、、、くれ、、、、、


俺のようにはなるな、よ、、、ぐはっ」


B「...兄さん...?兄さん!!にいさあああぁぁぁぁぁぁぁぁあああん!!!」



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