12.死別(分岐1−①)
−病院−
C「えっ!?う…ウソだ…ろ?…そっそんな…そんなこと…なぁ!先生!!……ウソだって…言ってくれよぉ…なぁ!!
うっうぅ……くぅぁぁぁあ…なぁオレ、オレは◯◯ちゃんに…なんて…なんて言ったら…いいんだよぉおお!オっオレはぁぁあ!
畜生!ちくしょぉ…せんぱい…せん…ぱい…せんぱぁぁぁい!!
ぐす…あぁ…ごめん…ちょっと◯◯ちゃんに…電話…してくるわ……」
−家−
B「あらら!もうこんな時間だったんだ〜♫
あれあれ?にぃに…いつもより帰り遅いぞ?まさか!うまくいったのかな?
いつになく、気合い入ってたもんね、勝算アリアリだったのかな?♫
…う…ん。でも…しょうがないよね。にぃにの選んだ人だもん。私は何もいえないよね…
あーあ…辛いなぁ…」
電話が鳴るトゥルルルルー
B「あっ!にぃに…かな?む〜成功の報告かな?……よし!大丈夫、耐えれる!うん
もっもしもーし?」
C「う……っ、◯◯ちゃん?…かな…」
B「あれ?◯◯さん?こんにちは〜あの、お兄ちゃんならなんか朝出てったっきり、まだ帰ってないんですよ?まったくどこいっちゃったんだか…」
C「……っ!そうか…あっあの……っ」
B「あれ?◯◯さん?なんか元気ないです?なんかいつもとちがいますよ〜?」
C「………うぅ」
B「えぇっ?◯◯さん?どうかしたんですか?」
C「いや…オレが……っ」
B「…うん?」
C「ぐっ……◯◯ちゃん……悪いんだけど…総合病院まで…きて…くれないかな…」
B「病院…ですか?…えーと…わかりました。今から行けばいいんです?」
C「ん……あぁ…」
B「はーい、わかりました。またついたら連絡しますね〜携帯の番号を…」
C「うん……うん…じゃあ…また…あとでね」
B「ん〜?◯◯さん、なんか変だったな。なんかあったのかな?
ねぇ、にぃに…」
C「オレ...オレ...言えねぇっすよぉ、先輩…」
−病院道中−
B「む〜◯◯さん、病院なんかでなんの用だろ…むむむ…ぜんぜーんわかんない(笑)
にぃにも晩御飯どうするのか、全然言ってこないし!楽しいのは…わかるけど…
もぅ…にぃに…私、寂しいよぉ...」
−病院−
C「っ…◯◯ちゃん……」
B「◯◯さん…どっどうしたんですかっ!」
C「いやオレは……いいんだ……お前はそこでまってて…(彼女にむかって)」
B「え?…」
C「◯◯ちゃん……その部屋なんだ…入って…」
B「あっ……は…い」
病室ガチャ
C「……っ」
B「…………!?え?に…にぃ…に?…そ…んな」
C「(土下座)◯◯ちゃん!ごめん!先輩は、先輩は!オレのせいで…オレの、オレの!!オレをかばって車に!!うぅぅぅごめん!ごめん!」
B「◯◯さん。◯◯さんは…無事…なんですね?」
C「…あぁ」
B「それなら…よかった…です。」
C「いやっだけど…」
B「あっ!そうだ♫◯◯さんの彼女さん、心配してますよ、早く行ってあげてくださいなっ♫」
C「え…」
B「ほらほら早くぅ♫いった!いった!♫」Cの背中をおす
C「えっ!でも…」
B「…おね…がいします」背中ごしに
C「!?…わかった」
B「ごめんなさい…」
C「じゃあ、◯◯ちゃん…また」
B「…へへ」
ガチャC退室
C「……◯◯ちゃんは…オレよりずっと年下のはずなのに…オレ今の◯◯ちゃんの笑顔…みてらんねーよ…」
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