−剣士の別れ−
B「やっ!はっ!……うん?なんか違うな…」
A「おーい、もーいーかーい?」
B「んっ!?せやっ」
A「おわっ!いきなり刀むけんなよっっ」
B「…なんだ平助か」
A「あっぶねー!ったく!総司…お前ほんとに療養中か?死ぬかとおもったぜ」
B「すなまない(笑)…それでなんだ?ボクに何か用か?」
A「街で評判だった天才剣士様も地道に鍛錬するんだな〜ってな」
B「…療養中だって体は動くんだ、役立たずのまま近藤先生の所へ戻っても意味がないからな。」
A「あーはいはい…ご馳走さま(*´-`)
お前の局長ラブは相当なもんだぜ」
B「むっ!うるさい!世間話をしにきたんじゃないんだろ?それで?なんだ?」
A「おっ!そうだ、そうだ。
総司、オレ新撰組抜けっから。
その報告をしにな」
B「なに?「隊を脱するを許さず」局中法度を知らぬお前ではないだろう?死にたいのか?」
A「まて、まて最後まで聞けって!!
幹部会で決まったんだ。オレは伊藤先生と一緒に御陵衛士ってのになる」
B「決まった?そうか…ボクのいない間に組もいろいろと変わっているんだな」
A「まぁな〜、んで!お前が復帰したとき何も知らないままオレがいなくなったら泣くとおもってよ。報告に来たってわけだ!感謝しろよ〜?」
B「うるさい!バカ!行くならさっさといけ!」
A「はっはっは!安心したぜ、眼光は全然変わってないみたいだな」
B「フン…ボクを見くびるなよ、病ごときに負けるボクじゃないさ」
A「そか!…じゃあな総司、オレそろそろ行くわ!」
B「平助!!」
A「…ん?」
B「死ぬなよ?平助…」
A「ぐすっ…お前もな!……じゃあいくわ!」
−少し経ってから後ろを向く−
A「おーい!総司〜お前の突き、前はもっと力抜いた感じじゃなかったかぁ〜?(笑)」
B「なっ!?
…こんな感じか…せやっ!
全く…どっちが天才なんだか…ありがとな…平助」
A「あいつ…あんなになっちまいやがって…人のこと心配してる場合じゃないだろ…
くそっ!…オレが慰められてちゃ世話ねーや
オレは必ず生き抜いてまたお前に会いに来る!
それまでくたばるんじゃねーぞ!総司!」
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