〇〇→相手の名前
□□→自分の名前
-バレンタイン前の会話-
「そろそろバレンタインですね...
〇〇は想いを伝えることが果たして出来るのか...?」
「あら?もうそんな季節ね...うーん...今年はカラムーチョのポテト型のやつにチョコ絡めて皆に渡そうかしら♡
あ、無論本命にはこれよね。
タバスコ&バニラエッセンス♡
これを中に入れる感じにしてぇ、あとは固めるだけね!」
「その想い、きっと届きますよ。
多分相手も〇〇の事を深く愛しています。」
「(*´ 艸`)フフ♡そうね。きっとそうよ。
これであの人も一発KOね!
ますます本番が楽しみだわ!」
「〇〇の想いが実りますように!」
「あら、ありがとう」
「ボクも誰かに渡そうかな...」
「あら...( ̄∀ ̄*)逆チョコですか?
果たして〇〇の想いは届くのでしょうか?」
「逆?え?」
「あら?違うの?
あぁ...ホワイトデーでってことかしら?」
「忘れがちですけど、□□は...」
「うん?」
「男です。」
「え?まぁ、知ってたわ(笑)」
「こんな声の美少女がいたらビックリして〇〇の布団に潜り込むわ」
「(*/∇\*) キャ
やだぁ、もうやめて♡ベシベシΣヾ(´∀`*)」
「弾き出して寝るお」
「え?(/ω\*)//// イヤン
貴方が床で寝なさいよぉ」
「せっかくだし、床は〇〇に譲るよ」
「えぇ〜?悪いわよぉ」
「大丈夫だよ。ボクには布団(〇〇の)があるから。遠慮なくどうぞ」
「私こそ大丈夫よ♡何故ならお布団(自分の)という名の彼氏がいるんですもの♡
だから〇〇は遠慮なく、床で寝ていいのよ♡」
「ボクにその床はもったいないよ。
それに(〇〇の)布団は、もうボクの形を覚えてしまったんだ。
ボクなしではもうダメなんだ。」
「それはないわ♡だって...私の彼氏だもの、そのお布団は。(*´ 艸`)フフ♡
それより、〇〇は彼女(床)のことはどうするの?」
「そいつ(床)とボクは釣り合ってないんだ。
ボクなんかじゃ合わないよ」
「あら...かわいそうに...そんなことはないと思うけれど...
あ、でもだからって私の彼氏は譲らないわよ?」
「それなんだけど、もうボクに縫い付けちゃった」
「!?ちょっと!私の彼氏になんてこt...あら?ここ、ほつれてるじゃない。
(`-ω-´)フン大したことないわね!ほぉら、こんなに簡単にほどけてしまうわ!」
「アッーくそぅ!もうこの際〇〇とボクを縫い付けよ」
「甘いわね、もう無駄よ。何故なら貴方がもたもたしている間に、もう彼と私をかたく縫い合わせたから♡
元家庭科部、なめんじゃないわよ!」
「ええい!こうなったら〇〇付きでもかぶって寝てやる!!」
「!?」
「もう仕方ないから一緒に寝るとしよう。」
「(ΦωΦ)フフフ…しかし!こんなこともあろうかと、「必殺☆ミラクルミルキーな効き目♡〇〇退治!」っての撒いといたから、大丈夫なのよ!」
「アッー!
□□がログアウトしました」
「フッ╮(´-ω-`)╭また〇〇に勝ってしまったわ...」
「また負けた!〇〇に!!
くぁぁぁ!!!」
「(´Oノ`*)ォーホッホッ」
「もうだめだ...
2回も〇〇に負けるなんて...
□□としてやっていく自信が...」
「あら...でも大丈夫よ!これからこれから!」
「次こそは...」
「(*´ 艸`)フフ♡また戦いましょ?」
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