-ヴァンパイア2-

「俗物どもが！不老不死のどこがいいというのだ！己（おの）が一人、ただ愛する者においていかれる現実を螺旋のように繰り返すことのどこが！

こんなはずじゃなかった！こんなに孤独に押しつぶされそうになるなら、一瞬でも輝いた人生のほうがよかったんじゃないのか！

くそっ！もう手遅れだ…私の時はすでに止まってしまったのだから…」

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