仕事3



−仕事3−



B「くそっ!あのヤロー!面倒な仕事ばっかオレにおしつけやがって、自分は用事があるから任せた、とか言っていつのまにかいなくなりやがったし…いてて…あの猫!傷がのこったらどーすんだ!」


A「そうか…なるほど…また後日伺うとしよう…」


B「あっ!あのヤロウ!…人に猫を押し付けておいて、自分はデートだと?しかもまた会う約束までしてやがって!…よーし!たまにはあのスカした冷血野郎をからかってやる!くらえっ!」


A「むっ…」


B「へへっ…だ〜れだっ!」


A「ふん」(避ける)


B「えっ!……あれ??……あ…あ……ごめ…ふごぉぉお_:(´ཀ`」 ∠):」


A「おいおい…はぁ…死んだか…短い人生だったな…残念だが墓を立てる金はない。骨は海にまいてやるから、きちんと成仏しろよ」


B「……あぁ…死んだ親父が笑ってたよ…」


A「そうか…仲良くやってくれ」


B「おふくろも元気みたいだ…」


A「そうか…きちんと親孝行するんたぞ…」


B「あぁポチじゃないか…久しぶりだなぁ〜どうだオレ、大きくなっただろう?もうお前より大きいぞ?」


A「ポチ…悪いが脳みそは成長してない…でかくなったのは身長と態度だけだ…態度にかんしてはLLサイズだ嘆かわしい…」


B「てめぇ!」


A「なんだ?死んだんじゃないのか?」


B「人の思い出に横槍さすんじゃねぇよ!」


A「なにを言っている?お前のポチに同情しただけだ…かわいそうに」


B「悪魔かてめぇは!」


A「ほほう?悪魔か…いきなり飛びかかってきたかと思えば、せっかく仕事頼みに来てくれた依頼人に抱きついて胸を触り、ぶっとばされた年中セクハラ野郎にそんなことを言われるとはな…さて…質問だ」


B「ぐぅ…なっ、なんだ?」


A「女性にとって…悪魔はどっちだ?私か?お前か?」


B「ぐぅ…だ、だってあれは...!」


A「これから変態セクハラ野郎とよんでやろう(ボソリ)」


B「う…う…そ、それはあの時お前が避けたからだろーが!」


A「だとしても事実は事実だろう?

ほらほら…依頼人のお嬢さんが向こうで泣いているぞ(ボソリ)」


B「チラっ……うっ!」


A「はぁ…ポチ…かわいそうに…(ボソリ)」


B「ポ…ポチ…(泣)」


A「さぁ、答えを聞こう」


B「わ、わかった!やめてくれ!オレが悪かった!悪魔はオレだ!オレがバカだったんだぁぁぁあ」


A「謝る相手はあっちだ!いけ!」


B「はぃぃぃぃぃ!」


A「よろしい」


B「すっ!すいませんでしたー!!!(´;Д;`)」(依頼人へ)


A「ふふふ…これで依頼人からの信頼も得たな…バカとハサミはつかいよう。予想通りだ…」


B「おーい!なんとか許してもらえたぜっ!はぁ〜よかったぁ〜誠実に謝ってくれたからこれからも仕事任せたい、ってさっ!やるだろ?オレも」


A「そうか!そうか!…よかった。ならこれから先は私の担当だ。お前は部屋で傷の手当てをしてこい」


B「ああ…そうする。もう満身創痍(まんしんそうい)だ、帰って寝るわ」


A「飯の時間になったら起こしてやる」


B「おっ?そうか!悪りぃな」


A「あぁ」


-間をあける-


B「ん?…オレ…なんで怒ってたんだっけ?

ん〜まぁ…いいかっ!今日のご飯なんだろなぁ」


A「ふふふ…私の計画に狂いはなかったな …(笑)」



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